今月の活動

2012年4月講義(1年生)

4月28日(土)荻野講師

新入生の初めての授業です。

毎年経験しますが、講師としても最初は緊張しますから生徒の皆さんも多少の緊張感を持って受講されたのでしょう。
でも、最初から活発に発言や質問もあり、にぎやかで楽しいメンバーが揃ったと感じました。

講義内容は「ホメオパスになるために何を学ぶか?」と「健康と病気と症状について」です。特に健康観をしっかり持つことが、ホメオパシー理解への入り口になります。
ハーネマンが200年ほど前に著したオルガノンに沿って、健康と病気と症状というものへの理解を深めて行きました。

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2012年5月講義(3年生)

5月5日(土)荻野講師

ケース学習をしました。今回は、子供のケースです。
子供のセッションをする際に留意しておくべきことは何か?について、まずは皆さんの考えを自由に述べてもらいながら、その要点をまとめてお伝えしました。皆さんよく理解出来ています。

際立った特徴のある子供のケースだったので、多くの生徒さんには、レメディは分かりやすかっただろうと思います。

ケース学習で大切なことは、レメディを当てることだけではありません。
まずは、その子をありのまま受けとめること。そのプロセスを省いていてはホメオパシーはできません。
充分に受けとめた上で、次にホメオパシー的にその子の全体像を正確にとらえて、必要なたった一つのレメディ(シングルレメディ)にたどり着くこと。

このプロセスについてはこれまでも繰り返してきたので、皆さんも随分と慣れて来たようです。

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2012年4月講義(3年生)

4月14日(土)渡辺広講師

前半の4時間は、3年生初めての病理症候学の授業をしました。

渡辺講師は、初心者のうちはお受けしない方が良いケースなどについて、具体的に解説して行きました。特に緊急性のあるものや器質的変化の起きているケースは難しいことを理解してもらえたと思います。
翌日、生徒さん達からは、とてもまとまっていて分かりやすかったとの感想がありました。その一方で、これまで気楽に考えていたのがちょっと怖くなったという意見もありました。
とても素直でまっとうな受け取り方をしてもらえたことをうれしく思いました。ホメオパスには確かな基本に裏打ちされた自信も大切ですが、それよりも人に対する謙虚さを求められものです。

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2012年3月補講(1年生)

3月17日(土)野村講師・他CHK講師

ゲストに来て頂き、公開セッションをしました。

CHK講師陣で、最もセッションが上手な野村講師がホメオパス役になり、どのようにクライアントを迎え、どのような質問をして、その人の内面から核心的なものを引き出すのか?について、解説を加えながら、進めました。

身近でこういう経験はなかなか出来ないので、生徒さんたちにはとても有意義な時間だったと思います。

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2012年2月授業(2年生)

2月25日(土)高橋講師

いつものようにオルガノン学習から始めました。

ハーネマンは「類似している」場合について、自然の病の場合とレメディの場合を比較しながら、実例をあげながら説明しています。そのことが書いてあるオルガノンの§43―51をみんなで読みながら「類似の法則」についてもう一度理解を深めてもらいました。

レメディ学習はCann-i. Op. Agar.という非常にユニークなレメディたちの学習です。(写真はAgar.)

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2012年2月授業(1年生)

2月25日(土)野村講師

前半は、ケーステーキング(セッション)学習です。
最初に、皆さんにセッション時の態度や気をつけるところを話してもらいました。
その際、皆さんがオルガノンに書いてあることに近いことを言ったのには驚きました。

その後、講師からオルガノン§82~100までをていねいに説明しました。
特に「健全な分別」と「偏見を持たないこと」について、皆さんに議論してもらいました。
理解は深まったと思います。
その後、2人1組になりセッションの練習20分ずつしました。各ペアとも盛り上がりました。
実践を通じて色んな学びがあったように思います。

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2012年2月授業(3年生)

今月が、3年間最後の授業になりました。

2月11日(土)前半 荻野講師

レメディ学習の総まとめをした。
まずは、3年間でとても深く学んだレメディをおさらいした。それらを核にして、卒業後に、どのようにレメディに対する理解を深め且つ知識を広げて行くのか?について講義を進めた。
そして、「レメディとは何か?」について、個々人の理解を述べてもらった。
皆さん、3年前に学び始めた頃とは、まったく違うレメディ知識の多さ・深さ、そしてレメディへの理解の深さも相当なものである。レメディ学習を通じて大きな成長を遂げている。

講師として、大変な喜びである。卒業生の皆さんも自分自身のことながら3年間の成長と進歩に驚いていた。

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2012年1月授業(2年生)

1月28日(土)野村・荻野講師

最初は、野村講師が先月の続きの講義をした。精神的症状の方のケース学習のまとめである。

引き続き、荻野講師が経験したケース学習をシェアした。

ホメオパシーを進める際に、一番難しいのがCASE TAKINGである。これは経験を積んでいかないとなかなかうまく出来ないが、料理に慣れて行くことに似ていることを伝えた。
最終的に出来上がる料理のイメージこそシングルレメディのイメージである。
それは見栄えや量の多寡だけではなく、何よりも心がこもっていて、食べる人にとって美味しいもの(質的なもの)であることが大切。それが、シミリマムレメディ(最類似レメディ)である。
ケースで選んだレメディは、鉱物系のものであり、皆さんの周期律表への理解を確かめながら、進めた。

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2012年1月授業(1年生)

1月28日(土)高橋講師

1年生は入学されてから先月までに深く学んだレメディは24個。復習を兼ねて名前を挙げそれぞれのレメディについて特徴を挙げてもらった。
生徒さんはドキドキしながらホワイトボードに書き連ねて行った。皆それぞれに意外に覚えているものだと実感したのではないか?そんな風に感じた。

1つのレメディの特徴を取り上げると、その特徴とリンクしているレメディを次々と思いつくもの。ホワイトボードはあっという間にマインドマップのように繋がって行った。レメディ同志を関連させていくことで、個々のレメディの理解は深まるものである。

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2012年1月授業(3年生)

1月14日(土)中村裕恵特別講師

中村裕恵講師は、日本のホメオパシー界の草分け的な存在であり、今も尚ホメオパシーをご自身の中心に置いて活動を続けておられるエキスパートである。

中村講師が、初心者の頃から最近に至るまでのご自身が経験したケースを材料にして、ホメオパシーとは何か、レメディとは何か、あるいは自分にとってホメオパシーとは何か?について、懇切丁寧且つパワフルに講義をして頂いた。

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