今月の活動
2011年4月講義(1年生)
4月23日(土)荻野講師
今日は、新入生(4期生)にとって3年間の始まりの授業である。
それにしても、4期生は、個性派揃いである。そして若い方が多く元気である。それぞれにキャラクターは全く違うけれども、皆オープンマインドで、教室全体が熱く明るく盛り上がって行くかのように感じた。
良い方達が、新しく仲間に加わり、本当にうれしい。
講義の前半は、ホメオパスの役割についてである。具体的なケースを元にして、卒業後にどう考え、行動しているのかをイメージして頂きながら、真のホメオパスが果たす役割について、一緒に考えながら進めた。オルガノン§3をそのまとめとして、皆さんの目標を明確化して終えた。
2011年4月講義(2年生)
4月23日(土)野村講師
2月末の授業で行ったライブセッションについて、レメディ処方後にどのような展開をしたかを報告し、それをもとに以下のことを学習した。
1)へリングの治癒の法則
2)急性病と慢性病
3)周期表(全ての鉱物レメディ)
4)分類としての5大マヤズム
6)ポーテンシーの決め方と再投与のタイミング
使用したレメディは1種類で、2ヶ月で2回(2粒)の投与のみである。最初にレメディをとった翌日から呼吸症状が一時的に出現。その後皮膚症状が出現した。
2011年4月講義(3年生)
今年度はじめての講義は、2日間とも会場近辺
(京都:蹴上~南禅寺)の桜が満開となった。
教室への行き帰りやお昼休み等には、近くを散策して、
勉強の疲れを癒すこともでき、素晴らしい週末になった。
2011年2月 2年生講義
2月26日(土)荻野千恵美講師
レメディ学習の前に、いつものようにオルガノンを確認した。今回は2学年の締めくくりということもあり、原点に返って頂くことを願って、§3を再読し、
・人の何が癒されるべきか?
・レメディの治癒力について。
・レメディの投与法
・治癒をさまたげているものを、どうして取り除くか?
など、ホメオパスの役割について再確認した。同時にこの中のレメディの治癒力について、ハーネマンが厳しく述べている点についておさらいをした。オルガノン§118~120の項目である。
2011年2月講義(1年生)
2月26日(土)野村講師
1年間の総まとめとして、ライブケースを通じて、Case Takingの講義をした。
まずは、オルガノンの§3を元にオルガノンの全体像についておさらいをした。その上で、Case Takingの項目(§83~99)について、講義を進めた。
オルガノンには、事細かにCase Takinngの方法が述べられている。ハーネマンの病に対する妥協を許さない姿勢とその具体性には、何度講義しても驚かされる。生徒さんたちも同じ気持ちだろう。
昨年に引き続き、ライブケースは、お子さんに来て頂いた。小学校の低学年にも関わらず、人前でものおじせず、話して頂き、本当に良いライブセッションが出来た。ケースを受け止めてから、たった一つのレメディに辿り着くまでの一連の流れを体験してもらえたと思う。この講義の目的は、充分に達成できたと思う。ご協力いただいたお子さんに感謝したい。
2011年2月講義(3年生)
2月13日(日)
前半:渡辺講師
講師が学校卒業後に感じた一番大切だと思ったことを伝え、そしてホメオパスになって初めて取ったケースについてシェアした。
戸惑いながら出した初めてのレメディ。
スーパーバイザーの指導を受けて出した2度目のレメディ。
そしてクライアントさんに大きな変化をもたらした3度目のレメディ。
それぞれのプロセスの過程で、ホメオパスはどう悩みどう決断して次第に自信を持って行ったのか、について、その体験を丁寧に伝えることに努めた。
これで、3年制のすべての授業の幕を閉じた。
2011年2月講義(3年生)
2月12日(土)
前半:野村講師
1期生のみなさんは今週で卒業し、本格的な活動のスタートに立たれる。今回は最後の授業なので、難解なマヤズム論についてもう復習した。
病は大きく急性病と慢性病に分けられる。慢性病は人類の歴史の中で徐々に悪化して複雑化してきているとハーネマンは言う。一方急性病は、両者の特徴から慢性病の正反対に位置する存在だと考えることができる。(オルガノン§72)。
2011年2月講義(3年生)
2月11日(金)
今回は、1期生の最終講義である。CHKの3年制コース発足とともに入学された皆さんの最終講義は、講師陣にとっても感慨深いものがあり、いずれの講師も心を込めて最後の授業に臨んだ。
2011年1月講義(1年生)
1月29日(土)荻野講師
レメディ学習も随分進んできた。
今回の講義に入る前に、とても基本的な問いかけを生徒さんにしてみた。
「レメディとは何か?」
この問いには、色んな答え方が出来ると思うが、きちんと答えようとすると、まずは、健康についてあるいは病気についてを理解できていないと無理だと分かるはずである。
つまりレメディについて述べるということは、ホメオパシー全体について述べることと同じことである。
皆さんの理解を確かめながら、オルガノンに沿ってこの一連の解説を進めた。
オルガノンの前半部分についてのまとめにもなったと思う。
2011年1月講義(2年生)
1月29日(土)渡辺広講師
2期生にとっては、今回は解剖病理生理講義の1回目の講義になる。
導入として、まずはホメオパシー哲学から始めた。
皆さんのホメオパシーへの理解が深まっていることを
確認出来てよかったと思う。
当然ながら、みな解剖生理のことをあまり知らないので、
今回はまずは何故ホメオパスは現代医学をやらないといけないのか?
について、充分に議論した上で、講義を進めた。
今回は特に、神経系と感覚系を概観した。
病理症候学と交えて,都度解剖に触れて行く方法をとってみた。
病理症候学講義は全部で9回講義で考えている。