今月の活動
2013年1月授業(3年生)
1月12日(土)13日(日)中村裕恵特別講師
今年最初の講義は、日本のホメオパシー界の草分けであり、第一人者でもある中村裕恵先生による、3年生向けの解剖生理病理講義でした。
解剖生理病理という通常ならとっつきにくいテーマを人間社会や会社組織に比ゆしながら、テンポ良くとても理解しやすい授業でした。
中村先生は、現代医学の現役の医師でもあり、現代医学の良いところも、その限界もよくご存知な方です。専門家としての見方考え方から、ホメオパスが心得ておかなければならない点もよくご存知ですから、かゆい所に手がとどくような講義になりました。
生徒さんたちは、大喜びで、熱心に質問を繰り返していました。
中村先生には、今後は、クラシカルホメオパシー京都の一般の講義もお願いしてゆく予定にしています。
2012年12月授業(2年生)
12月15日(土)野村講師
今月の基本原理は「一面的な病と精神・感情の病について」について学びました。
オルガノンでの要点は、局所的な症状があったとしても、それは全体の一部に過ぎず、中心の乱れの「結果」だから、中心から癒さないといけない、ということです。
前半は、オルガノンでの該当箇所(§185~230)を精読しました。
範囲はやや広いのですが、重要な単元なので、ポイントをおさえながら全員で読み進めました。
その上で、精神・感情の病についての一般情報として、良くまとまっているあるWebサイトをご紹介し、精神・感情の病に関するルーブリック(ホメオパシー的症状)を皆で確認して行きました。
2012年12月授業(1年生)
12月15日(土)荻野千恵美講師
今月のオルガノン学習は、§35~§42を精読しました。
オルガノンを学んでいると気がつくことがあります。この本は一見難しくとっつきにくい感じがしますが、丁寧に読んで行くと、とても実証的で理路整然と記してあることに気付きます。特に今回の単元を読まれたら多くの方がそう感じるのではないかと思いました。
2012年12月授業(3年生)
12月1日(土)
前半/野村講師
前半は、先月行ったゲストのライブケースについて、皆さんに考えて来てもらい、個々にケースの中心を発表してもらいました。
皆さん、よく考えて来ていて、ケースの捉え方が次第にシャープになってくるのがわかります。
Rubrics(特徴的な症状)も的確なものを選ばれていて、自然にレメディに辿り着くことができました。
皆さん、納得の行くプロセスだったのではないかと思います。
2012年11月授業(1年生)
11月17日(土)野村講師
授業の前に生徒さんから質問があり、それに対して充分な時間を掛けてお答えました。
その後、先月開催された国際セミナーの復習をしました。
特に今回は、ホメオパシーの学習で、最も理解が難しい「マヤズム」の講義が含まれていましたので、そこを重点的に振り返って行きました。
特に生徒さんが一番誤解を持ちやすいハーネマンのマヤズム論と現代的なマヤズム論の違いについて解説しました。
2012年11月授業(2年生)
11月17日(土)荻野哲也講師
国際セミナーの復習から始めました。今年の国際セミナーについては、ほとんどの生徒さんから、とても分かりやすく、理解が深まるものだったとの感想をもらいました。
今回の国際セミナーのメインテーマだった「マヤズム」について復習をしました。
現代では、マヤズムはレメディ選びの便利な道具として使っています。そのことを復習として改めて理解してもらいました。
2012年11月授業(3年生)
11月10日(土)野村講師
最初に栗乃まろん新講師から、CHKの1期生(卒業生)のホメオパシー活動情報のシェアをしました。
ホメオパシー講座の開催方法、チラシの作り方、など、実際に東京地区で活動している1期生の方達の資料を入手して、卒業間近の3期生の皆さんに伝えました。
2012年10月国際セミナー(クラシカルホメオパシー京都主催)
2012年度:国際セミナー10月6日~8日
今年度は、クラシカルホメオパシー京都主催で国際セミナーを開催しました。
クラシカルホメオパシー京都専門コースの在校生全員と卒業生の有志を中心に学校外からの参加者も含めて、のべ50名ほどの参加者になりました。
今回のトピックスは、講師のJo先生と参加した生徒さん達の一体感でした。これほど盛り上がったセミナーはとても珍しいと思います。会場全体に常に心地よい風が吹いているかのようでした。
2012年9月授業(1年生)
9月23日(土)荻野千恵美講師
オルガノン学習は、類似の法則に関連した個所(§25~29)を学びました。
この単元は、ケントの哲学講義では第14講にあたる点なので、自宅学習では、その章を精読して理解を深めて頂くように紹介しました。
レメディ学習は、Carc. Tub. Med.の2つです。
いずれのレメディもNosodes(ノゾ)というものです。マヤズムというホメオパシー独特の考え方に深く関係したレメディたちです。
2012年9月授業(2年生)
9月23日(土)高橋講師
今月のオルガノン学習は、§78-80~Psora慢性マヤズムについて学んで行きました。過去にも何度か伝えてきたところですが、ホメオパシー学習では、もっとも理解しにくいところですので、丁寧に繰り返しました。
レメディ学習では、Ferr. Cupr. Iod.の3つを学びました。
Ferr.(鉄)は、構造物や武器として使われ、外側に向かうダイナミックな質感があるものです。そして、Cupr.(銅)は、装飾品や工芸品に使われる繊細さや芸術性があり、内側に向かう質感があるものです。これらの質感の違いを感じてもらえたと思います。
また、Iod.(ヨウ素)はもっと切羽詰まっていて、重くしんどいという質感が生徒さんから出てきました。