今月の活動
2013年度インドビデオセミナー(第2回)
永沢講師(コーディネーター)
9月8日(日)に、今年度2回目のインドビデオセミナーを開催しました。熱心な参加者が30名ほど集い会場は熱気にあふれていました。
昨年から始まったこの企画は、世界最先端のホメオパシー教育機関インド・ムンバイのアザーソングアカデミーで専門研修用に利用している教材を日本向けに編集した素晴らしいものです。
2013年8月授業(1年生)
8月24日(土)荻野千恵美講師
いつものように、オルガノンの精読から始めました。今回は、§30~34です。
人は誰でも病に罹るわけではありません。
その人に、ある病への罹病性(感受性)がある時だけ、病になるのです。このことは、自分の経験や周りを見れば、誰でも気付くことですね。
でも、現代でも、例えばインフルエンザが流行すると誰でも罹るに違いないと思い込んで恐れている人はとても多いです。
ホメオパシーをすることは、この罹病性を減らして行くこと。つまり、病に罹りにくくして、何が起きても平気な状態(健康健全な状態)にするということを目的にしています。
2013年8月授業(4期生)
今月の3年生の授業は、2日間とも外部講師にお願いしました。
色んな観方考え方で、ホメオパシーと取り組んでいる方がいるのを生徒さんにご紹介することが一番の目的でした。卒業を約半年後に控え、今までの延長から一旦離れ、普段とは違った方法論に向き合うことで、これまでの学びを一層広げることが出来、より深められると考えたからです。(写真は原田講師)
2013年7月授業(1年生)
7月27日(土)荻野哲也講師
4月からのホメオパシー哲学の授業のまとめから入りました。
ホメオパシーでは、プルービングを土台にした実証を大切にしているものであり、「個人化」(その人らしさ)と「症状の全体像」(内部の乱れの表現されたもの)が特に重要であることを確認しました。
それを踏まえた上で、SRPと感受性(罹病性)について学びました。いずれもホメオパシーを理解する上で最も重要な概念です。
2013年7月授業(3年生)
7月13日には、四条教室の周りは祇園祭の鉾が建ち始めました。
教室の目の前にも『綾傘鉾』という鉾の準備が始まりました。
14日には、朝から露店の設営が始まり、生徒の皆さんが帰宅する頃には、立ち並ぶ露店の狭間をゆったり歩く沢山の人達で道はあふれていました。
そして、この週末の2日間は、急な雷雨に驚かされました。
そんな賑々しい中での2日間の授業でしたが、生徒さん達の確かな成長を感じることが出来、手ごたえを感じた2日間になりました。
2013年7月授業(2年生)
7月6日(土)荻野千恵美講師
オルガノン学習から始めました。今回は、§60~62です。
この単元は、逆療法(アンティパシー)と類似療法(ホメオパシー)について、実例をあげながら比較検討しているところです。ハーネマンは、アンティパシーを全面的に否定していませんが、使い続けると様々な不調が起きて来ると述べています。
2013年6月授業(1年生)
6月29日(土)野村講師
今月のホメオパシー哲学の授業は、「症状の総体」と「類似の法則」についてです。
先月の授業(プルービング体験)を元にして、あるものを摂ると、それがどんなものであっても人間の特定の部分にだけではなく、心身全体に影響を与えることを再確認しました。先月の授業ではレメディになっているある調味料(ナツメグ=写真)を少量摂取しました。
2013年6月授業(3年生)
6月15日(土)荻野千恵美講師
今月のオルガノンは§146-148です。レメディの適用の仕方について記してあるところです。
レメディ学習は、Cic. Alum. Mag-c.の3つです。
Cic.はセリ科の植物です。これまでも同じ種類の植物(セリ科)のレメディを勉強済みですので、Cic.のレメディの全体像だけではなく、セリ科の共通点についてもまとめてみました。
植物レメディの勉強は、個々の勉強だけではなく、その同じ種類全体のテーマと合わせて学ぶことで、レメディへの理解が深まります。
2013年6月授業(2年生)
3年制ホメオパス養成コースの授業は、今月からCHK四条教室に変わりました。
そして、今後は毎週各学年ごと個別の授業になります。
初めてのことになりましたが、生徒も講師もともにとてもリラックスして授業に臨むことができました。
その学年に合わせた環境作り授業進行が出来たことが良かったことではないかと思いました。
これを続けることで、良いホメオパスの育成が確実なものになるのではと思っています。
2013年5月授業(1/2年生合同授業)
今月は、土日とも、1・2年生合同授業をしました。
5月25日(土)中村裕恵特別講師
中村講師には「一般医学及びホメオパシーの歴史と現代医学とホメオパシー」というテーマでの講義をお願いしました。
中村講師は日常、医師としての仕事をしながら、時々ホメオパシーもされています。
現代医学とホメオパシーのそれぞれの得意な面・不得意な面のいずれにもよく精通されているだけあって、とても現実的な内容の講義になりました。
中村講師には、年間を通じて、解剖生理病理の講義も担当して頂いています。
解剖生理病理の講義は、3年生が対象ですが、今年度から、在校生の皆さんには1年次から、適宜中村講師の解剖生理の講義を受講できるようにする予定です。