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2016年2月授業報告(2年生)

2月13日(土)14日(日) 今月の授業は、「先月のレメディの復習」「生徒さんの身近な人のケース学習」「レメディ学習」「オルガノン学習」「古典的ケース学習」と盛りだくさんでしたが、リラックスして楽しくできたと思います。

 

「レメディ学習」 今月は、Med.とNaja.を学びました。

Med.は、理解するのが難しいレメディの一つです。これはNosodesと呼ばれるものに分類されるもので、自然界由来のものではなく、人間の病気(病巣部分)から調整されるレメディです。そういうことも、このレメディを理解しにくいことの一因だと思います。ですから、まずはその病気についての理解から始めました。 これまで学んだPhos.やThuj.にも部分的に似た点があることを理解してもらい、そして、インドの著名なホメオパスDr.サンカランが著した『Soul of remedies』を参考にして理解を深めてもらいました。レメディの理解は、マテリアメディカだけでは難しい場合が多いものです。原材料情報や実際のケース情報だけではなく、ホメオパシーの優れた先人の例え話も理解の助けになるものです。このレメディは、そういう理解の仕方が必要なレメディです。

 

Naja.は、動物界(ヘビ類)から調整されたレメディです。 でも、ヘビ類の代表レメディLach.とは、随分違う雰囲気をもったレメディです。 優しくおっとりして、家族に対する責任感が強く、自責の念を持ちやすいタイプにマッチします。心臓との関係が強くあるレメディとしても有名です。 動物レメディですが、全体的には鉱物レメディのAur.(金)との類似点も多くあり、よく間違えることでしょう。 授業では、Lach.の復習から始めました。そして、2つのレメディの違いと共通項について確認しながら、進めて行きました。動物特有の動きのある映像も見ながら理解を深めて行きました。最後は、Dr.サンカランの『Soul of remedies』で全体イメージを伝えました。

 

お知らせ「4月末の愛知県東海市でのイベント~ルーセントマリア大学~参加」 7期生の有志で、4月29日に愛知県東海市で開催されるイベントに参加することに決めました。自分たちで、色々考え、楽しみながら、クラシカルホメオパシーを一般に向けて表現して行きたいようです。