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おかげさまで10周年を迎えます

新年、あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願いいたします
クラシカルホメオパシー京都(CHK)は、2007年10月1日に設立しました。おかげさまで、今年2017年には、設立10周年を迎えることになります。
この10年間は、日本でのホメオパシーの理想的なあり方・教育とは何かを求め続けた試行錯誤の毎日でした。

その間、外部環境も様々変わりました。特に、2009~2010年に起きた他の
ホメオパシー団体の不祥事に発するマスメディアからのホメオパシーバッシングに
より、もうこのまま日本ではホメオパシーは消滅してしまうのではないかという
危惧すら抱く時期がありました。

しかしホメオパシーへの根強いファンのみなさんに支えられ、その後徐々に
CHKの門をたたいて頂く方も増え、学校活動も次第に盛り返してきました。
2014年度からは、皆さんからのご要望にお応えして3年制でスタートした
専門コースを4年制コースに改編し、ほぼ同じタイミングで、
教室も京都の中心地・四条烏丸に移転しました。

この10年間、毎回の授業を終えるたびに、担当講師で授業を振り返り、
教育内容を少しずつ改良してきました。また、毎秋海外から招聘して来た
一流講師のお力添えを頂きながら、時にダイナミックに成長して参りました。
2009年~2010年は、オーストリアホメオパシー医学会の医師ホメオパスである
Dr. Michaela Zorzi、Dr. Erfried Pichlerのお2人から、
「周期律とミネラルレメディー」について講義をして頂き、CHKの鉱物レメディに
関する基本教材として定着し、現在に至るまで継続して活用しています。

2011年~2013年の3年間は、アメリカの女性ホメオパスJo Daly先生から、
様々な教えを受けました。海のレメディ、植物のレメディ、マヤズムの意味など
現代の世界の先端的なホメオパシーの考え方や手法の基本を学びました。
Jo Daly先生は、日本と社会事情の似たアメリカで、長年ホメオパスとして
活動されて来たこと、シングルマザーであり3人のお子さんを育てられた経験の
持ち主であることなど、その生き方からも感銘を受けるところが多く、
生徒たちの精神面での応援をして頂くことにもなりました。

同時期の2012~2014年には、世界的に著名なインドのホメオパスDr.Sankaranが
主宰しているアザーソングアカデミーの実践に重点を置いた通信講座を
計5回開催しました。最新のケーステイキングの手法やケース分析法を現地の
日本人スタッフ(ホメオパス)の通訳や解説を通じて学ぶ機会を得ました。

最近では2015年~2016年に、インドのホメオパシー臨床家として世界的に名高い
Dr.Sarkarを講師としてお招きしてから、当校の教育内容は一段と進化しました。
Dr.Sarkarは、ホメオパシーの創始者ハーネマンに始まり、ベニングハウゼン、
へリング、アレン、ナッシュ、ボーリケ、ケント・・・等と欧米で脈々と続いてきた
ホメオパシーの本流の後継者のお一人です。
Dr.Sarkarから、私たちは素晴らしいギフトを受け取りました。100年以上前に、
ホメオパシーのマスターたちが残した数々の古典の中にこそ、今尚通用する貴重な
財産が山のようにあることを学んだのです。

今後5~10年のクラシカルホメオパシー京都の目指すところは、ホメオパシーの古典
を大切にしながら、英語が不得意な人にもホメオパシーに馴染みがない人にも学び
やすいような教材に改良し続けて行くことです。
私たちの活動目的は、ホメオパシーの本流の精神を日本の土壌で育んで行くことです。
必ずやホメオパシーは日本の地で花開くと信じています。日頃から自然との
一体感を大切に考え、気や禅の世界を創りあげてきた日本人気質とホメオパシーの
世界観とは、とても相性が良いと感じるからです。

私たちはまだまだ変わって行きます。これからもよろしくお願いいたします。