今月の活動
2012年1月授業(3年生)
1月14日(土)中村裕恵特別講師
中村裕恵講師は、日本のホメオパシー界の草分け的な存在であり、今も尚ホメオパシーをご自身の中心に置いて活動を続けておられるエキスパートである。
中村講師が、初心者の頃から最近に至るまでのご自身が経験したケースを材料にして、ホメオパシーとは何か、レメディとは何か、あるいは自分にとってホメオパシーとは何か?について、懇切丁寧且つパワフルに講義をして頂いた。
ホメオパスとして駆け出しの頃に悩んだことや、自分の力不足を感じて、新たなチャレンジをした頃の経験談も包み隠さずシェアして頂き、その困難を乗り越えて来られた弛まぬ熱心さ・エネルギッシュな行動力に、皆が圧倒された。
同時に、自分たちにも同じように乗り越えて行けるんだという不思議な自信も与えて頂いたように感じる。
来年もまた、来て頂き、卒業真近の生徒さん達に講義して頂くことをお約束して、特別講義を終了した。
1月15日(日)野村講師
ケース学習の講義をした。
今回は卒業真近ということで、一体、セッションはいつ終えるべきかについて、皆で一緒に考えてみた。
講義の入り口には、全員に「自分の体験上健康とは一体どのようなことか?」について述べて頂いた。
さすがに卒業真近だけに、皆さん、素晴らしい回答ばかりで、感銘を覚えた。
お伝えしたかったことは、健康になった時点が、セッションのゴール地点ということだがそれについて、実際のケースでは、どこまでするかを実証した。
元々、持っていた心身全般の症状がなくなることはもちろんだが、目指すのは「中心」が癒されるということ。
つまり、イメージとしては、オルガノン§9に近いレベルを目指すことである。
オルガノン§9(要約)
健康とは、精神的な生命エネルギーが物質的身体を完全で調和的に管理・統治・維持することである。そして、人間の内なる理性的な精神は、人生におけるより高邁な目的のために健康な身体を道具として自由に使用することが可能となる。