今月の活動

2011年1月講義(2年生)

1月29日(土)渡辺広講師

2期生にとっては、今回は解剖病理生理講義の1回目の講義になる。

導入として、まずはホメオパシー哲学から始めた。

皆さんのホメオパシーへの理解が深まっていることを
確認出来てよかったと思う。

当然ながら、みな解剖生理のことをあまり知らないので、
今回はまずは何故ホメオパスは現代医学をやらないといけないのか?
について、充分に議論した上で、講義を進めた。

今回は特に、神経系と感覚系を概観した。
病理症候学と交えて,都度解剖に触れて行く方法をとってみた。
病理症候学講義は全部で9回講義で考えている。

1月30日(日)高橋治子講師

レメディ学習の前に「急性病と慢性病」について改めて学んだ。

目の前にいるクライアントさんが、一体今現在どのような状態にいるのか?
そしてホメオパスは、クライアントさんとともに今どの地点にいるのか?
個人セッションでは、こういう「区分」が非常に大切であることを、ハーネマンは、
オルガノンで詳しく述べている。

オルガノンの§72~を読みながら、生徒さん個々人に今現在の理解度を
確かめてみたが、1年間で格段に進化していることに驚いた。

その後、いつものように3つのレメディ学習をした。

今回は、Cann-i. Op. Agar. という極めてユニークなレメディばかりである。
生徒さんからのイメージワークは、いつにも増して鮮やかに描き出されることになり、
講義をする側の私も魅了されっぱなしで、楽しい時間を共有することが出来た。
生徒さんたちのお陰でこれらのレメディ像は、しっかり伝えることが出来たと思う。