今月の活動

2011年1月講義(3年生)

1月15日(土)

前半:荻野講師

来月2月には、いよいよ1期生の卒業を迎える。

卒業後に留意するべきことについて講義をした。今後の勉強をどのように続けて行くか?
どのように仲間とともに活動して行くか?などについて意見交換した。
3月以降は基本的には個人で活動を始めてゆくことになる。
新しい一歩を踏み出すからには楽しみも多いだろうが、同時に不安も出てくると思われる。
その不安を少しでも軽減し、前に向かって歩めるように学校としてもサポートして行きたい。

後半:野村講師

簡単な子供のケースを題材に、コンピュータレパートリーの実践的な講義をした。
ここ10年来世界のホメオパシー実践者で、コンピュータレパートリーを使わない人は珍しい。
数多くあるレメディから一つのレメディに辿り着くためには必須の道具である。
ケース分析以外に、日常個人的に勉強する際にもとても役立つ。

世界にはホメオパシーの専門書は何百冊もある。コンピュータレパートリーには多くの書籍も入っている。
経験を積み、次第に難しいケースに出会った時にはそういうものから学ぶことも増えて行く。
これは道具にすぎないが、使いこなせるようになれば絶大な力を発揮する。
実際のケースで壁にぶつかった時とても助けられることがある。

卒業後も適宜サポートする予定だが、生徒さん達には、時間は掛かっても良いので少しずつ慣れて、
自分の手足のように使えるようになって欲しいと伝えた。

1月16日(日)特別講義:中村裕恵講師

卒業真近の1期生にふさわしい実践的なケース学習をお願いした。

裕恵先生の駆け出し時代のケースから、その後多くの経験を積んでからのものまで、膨大な症例の中から特に絞り込んだケースを丁寧に紹介して頂いた。

生徒さん達にとっては、そのほとんどが馴染みの深いレメディばかりで、素晴らしい改善例の多くは決して特殊なレメディとは限らないことを改めて理解できたようである。

そして裕恵講師の熱く明るくエネルギッシュな講義に皆感銘を受けていたように感じた。
多くの学びとともに、たくさんのエネルギーも受け取ったのではないだろうか。

今後も中村裕恵講師には、3年生とアドバンスコースでの講義をお願いする予定である。