今月の活動
2010年度 第2回 国際セミナー
10月9日~11日の3日間、クラシカルホメオパシー京都、
第2回国際セミナーを開催しました。
今年度は、スペースの関係上、一般からの参加は積極的には募らず、結果的に在校生だけのセミナーになりました。
クラシカルホメオパシー京都も3学年が揃い、総勢で50名ほどになり、とても賑やかな3日間になりました。
今回セミナーのテーマは昨年に引き続き「続:元素のレメディ~周期律表から読み解く」です。
今年度でこのテーマを一旦、修了することにしました。
周期律表を使ったケースの分析及びレメディの選び方は、オランダの著名なホメオパス、ヤン・ショルテンの発案によるもので、今、世界のホメオパシーのスタンダードになっています。
このメソッドを使うことで、シングルレメディ=より類似性の高いたったひとつのレメディを正確に選ぶことができるようになったと評価されています。
今回は、昨年の復習(「水素」「炭素」「ケイ素」シリーズ)と今回新たに「銀」「金」の2つのシリーズについて、学びました。これで周期律表の全体の構造を学び終えることが出来ました。
昨年同様、講師のお2人は、豊富な臨床経験を元にして、元素のレメディを具体的且つ網羅的に解説して行きました。パワーポイントの資料も充実し、昨年以上に明確な印象を持ちました。
この地球上(宇宙)に存在する元素のすべてが、私たち人体にも微量ながら含まれています。東洋医学(哲学)的にも人は小宇宙との見方がありますが、周期律表とホメオパシーレメディの関係性を学ぶことで、その意味をより明確に感じることが出来たようです。
今年度初めて受講した3期生の皆さんのほとんどが、こういう不思議さを感じるとともに、ホメオパシー自体がこの自然界と強くつながりを持ったものであることに深くに感銘を受けたようです。
また比較的地味な鉱物のレメディ全体に対する理解が増し、より愛着が持てるようになったという意見も多く聞くことが出来、セミナーへの理解が充分であることを確認出来、うれしかったです。
2年続けてオーストリアから来て頂き、本当に良かったなと思いました。
●2011年度国際セミナーの予告
日程:2011年10月8日~10日の3日間
会場:京都市国際交流会館イベントホール
テーマ・講師・参加費:調整中