今月の活動

2015年6月授業(3年生)

今月の授業は「講師トレーニング」「レメディ学習」「オルガノン学習」「ケース学習」でした。

「講師トレーニング」
3年生は、今夏8月に九州で、一般の方向けの自主講座を開くことを計画しています。
講義は、分担して進める予定です。

そのためのトレーニングの時間を作りました。
多くの専門知識を持っていても、何も知らない方に対してホメオパシーのことをお話することは、簡単ではありません。(写真はHell.)

今月は、2人の生徒さんが、皆の前で、講師の披露をしました。
うまく行くところ、いかないところ、色々ありましたが、確実に進歩しています。
他の学年でも試みたいと考えています。


「レメディ学習」

今月は、Hell.とCimic.の2つのレメディを学びました。
いずれも、キンポウゲ科の植物で、とても敏感なレメディたちです。

Hell.は、マテリアメディカ主体では、理解しにくいので、講師がかつて取ったケースを
通じて学びました。典型的なケースでしたから、レメディ像はよく理解出来たと思います。
Cimic.は、欧州などでは、妊娠・出産時によく利用されてきた実用的なレメディです。
流産への恐怖、出産への不安、出産後のうつ的な状態など、幅広く利用出来ます。


「オルガノン学習」

今月の単元は、§185~203「局所症状について」です。
質問形式で、皆さんに問いかけながら、進めて行きました。

結局は、「局所症状」とは全体像の強調された一部である。ということです。
そのことは、充分に伝えられたと思います。


「ケース学習」

生徒さんが取ったケースを皆でシェアしながら、かなり詳しく進めて行きました。
ケースの取り方まで含めて、具体的に要改善箇所を確認しました。

ケーステーキングについては、これまでもそれなりに勉強してきましたが、いざ実践に入ると、なかなか思うようには出来ないものです。今後も繰り返し、このような具体的な方法で学びたいと考えています。卒業してからもケーステーキングの出来不出来で、クライアントさんの健康管理の成否が決まります。特に力を入れて行こうと考えています。