今月の活動

2015年11月 授業報告(2年生)

■11月14日(土)15日(日)

今月の授業は、「国際セミナーの感想と質疑応答」「9月のレメディの復習」「今月のレメディ学習」「生徒さんの身近な方のケースの経過確認」「英国のホメオパシーの歴史」「コンピュータレパートリーで出来ること」「古典的ケース学習」と盛りだくさんでした。(画像はColoc.=コロシントウリ)

「国際セミナーの感想」

全員に、国際セミナーで受けとめたことを述べてもらいました。
みなさん、Dr.サルカーの謙虚な態度や講義での様々な言葉に大きな感銘を受けていることが分かりました。それは、ほぼ全員が新たに『ケントレパートリー』と『ボーリケのマテリアメディカ』を購入したことからもうかがわれました。
セミナーでは、知らないレメディ名が沢山出て来たにも関わらず、内容はとてもシンプルで、クラシカルホメオパシーの基本に忠実なものでした。それだけで、大変な成果をあげて来られたDr.サルカーの実力と経験に圧倒されたようです。
個々人がこれからの勉強の目標が出来たように感じられました。今後はお互いに、それぞれのレメディ像をシェアし合う時間を設けたいなど、新たな提案も出て来て、強い意欲を感じました。

 

「国際セミナーについての質疑応答」

様々な質問が出て来ました。真のクラシカルホメオパシーとは何か?、慢性病と急性病の関係性について、病歴とポーテンシーの決め方について、などの質問がありました。
みなさん、熱心にノートをとっていることがうかがわれ、嬉しく思いました。

 

「9月のレメディの復習」

9月に学んだ「Bar-c.」について、復習しました。
印象的なレメディだったせいか、みなさん鮮明に覚えていました。

 

「生徒さんの身近な方のケースの経過確認」

9月に皆で検討した生徒さんの身近なケースについて、経過をシェアしながら、何が起きていて、次に何をしたら良いのか?について、一緒に考えて行きました。
主訴は変わらないけれど内面はとても良くなっているというやや難しいケースであることが分かり、こういう場合にどう考えたら良いのか?とても勉強になったと思います。

 

「今月のレメディ学習」

国際セミナーでも触れられた疝痛関係レメディ~Coloc. Mag-p.~を2つ学びました。
同じ疝痛と言っても、部位、痛み方、モダリティー(悪化・好転要因)によって、その時の適切なレメディは異なります。特にColoc.では、映像を見ながら質感を学びました。
国際セミナーでは、Dr.サルカーは、疝痛に関係した様々なレメディの事例を紹介していましたので、良い復習の時間にもなったと思います。

 

「古典的ケース学習」

ケースを材料にして、皆さんが購入した『ケントレパートリー』を使う練習をしてみました。古いNux-v.のケースでしたが、よく似たレメディLyc.との比較もしながら、レメディの理解を深めて行きました。2つのレメディをどのように鑑別して行くのか?は、国際セミナーで、Dr.サルカーが、その大切さを繰り返し述べたものでした。

 

「英国のホメオパシーの歴史」「コンピュータレパートリーで出来ること」

英国から、来日されたマックレパートリーの日本担当のヒロさんに講義して頂きました。
英国(ヨーロッパ)のホメオパシーの歴史と現状についてパワーポイントを使って話してもらいました。生徒さん達にはとても新鮮な内容だったと思います。
後半はマックレパートリー(コンピュータレパートリー)で、出来ることについて、事例を使って解説してもらいました。