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2016年1月授業報告(3年生)

今月の授業は「卒業後の心得について」「先月のレメディの復習」「オルガノン学習」「今月のレメディ学習」「ケース学習」でした。
この学年(6期生)は、来月2月で3年制ホメオパス養成コースを修了します。

それを踏まえて、今春3月に「卒業発表会」をすることを決めました。
この発表会は、在校生だけでなくホメオパシーのことをあまり知らない一般の皆さんを対象にしたものを考えているようです。誰にでも理解しやすい形で、3年間の自分たちの成果を公開するものです。彼女らは先月12月末に全員でインドに出向いていますので、現地のホメオパシーの現場体験もシェアしてゆく予定のようです。

 

「レメディ学習」

今月は、すでに学んだ2つのレメディHep.Nit-ac.をアレンやベリケなどクラシカルホメオパシーの巨匠たちが著したマテリアメディカ(キーノート)を皆で原文で読んで行きました。やってみると意外にもすらすら読めました。

卒業前の段階でこのレベルに到達できたことは、素晴らしいことだと思いました。
おそらく、皆さんはインドで診療現場を見てきた感動に突き動かされているのでしょう。

そして、皆で読んでみて驚いたことは、100年ほど前に著されたマテリアメディカは、現在もなお、まったく古さを感じさせないことでした。

インドで診療風景を見せて頂いたDr.サルカーの言葉がよみがえりました。
「自分は40年間ホメオパシーでの診療を実践してきた。うまく行かなくて何度も悩んだ。でもその答えは、100年も前の巨匠たちが著したものの中に見つけることができた。ホメオパシーの神髄は、新しいメソッドというよりはむしろ古典の中に眠っているのです。」