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2018年6月授業報告(3年生~上級コース)

6月16日(土)17日(日)

今月は「先月のレメディ復習(Mag-c.Hep.)」「オルガノン学習(§194~209)」「生徒さんの身近な方のケース研究(2件)」「ケース学習」「レメディ学習(Nat-c.Cycl.)」を学びました。(画像は、Cycl.シクラメン)

 

 

「生徒さんの身近な方のケース研究(2件)」

CHKでは、数年前から「生徒さんの身近な方の健康相談」を授業で取り上げて、皆で検討する実践的な授業をしています。これは、今春、卒業した7期生が、2年生の時に提案してくれたもので、それ以降のクラスでも続けています。

今月は、9期生の2人の生徒さんからのご相談がありました。1件目は飼い猫のケースで、もう1件は、娘さんのケースです。

あらかじめ、観察やヒヤリングをしてもらい、ご本人の症状全体をまとめて、ケースとして、生徒さんから提案してもらいます。
その提案ケースについて、他の生徒さんたちが、内容確認や質問などをします。内容的には、通常の授業で行って来た「ケース学習」の流れ通りに進めて行きます。

ケースでの特徴的な症状の全体像を眺めて、その人が癒されるべきところ(病の中心)はどこだろうか?と考えて行きます。このようにケースの理解(病の中心を捉えること)をしっかりすることを重要視しています。その上で、特徴的な症状を元にいくつかのレメディ候補をあげて行きます。その中から、最も類似性が高いレメディを1つに絞り込んで行きます。

ご相談があった生徒さんには、皆で考えたレメディを提案しました。今後の経過も次回以降の授業で、確認できると思います。

クラシカルホメオパシーは、とても美しい理論体系を持っていますが、同時に素晴らしい実践療法でもあります。生徒さん達にとって、そのことを身をもって体験できる授業だったのではないでしょうか。