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2019年1月報告(3年生~上級コース)

1月19日(土)20日(日)

今月は「先月のレメディの復習(Mag-p.Cann-i.Agar.)」「オルガノン学習(§252~263)」「今月のレメディ学習(Pall.Hell.)」「ケース学習」「周期律と元素のレメディー概観」を学びました。

今月は、特に周期律の考え方を中心に、鉱物系のレメディやケース学習をしました。(画像は、Hell.クリスマスローズ)
「周期律と元素のレメディー概観」

周期律は、人間の成長発達のレプリカであるというのが、ホメオパシーの世界のスタンダード的考え方です。これは、オランダ人ホメオパスショールテンが、数十年前に提唱して以来世界中のホメオパスから支持されている分析法です。

全部で、7つのシリーズと18のステージから構成される周期律の各元素の位置づけは、そのまま、人間の成長発達段階を表現していると捉えます。

第1シリーズ(水素シリーズ)は、存在の有無、つまりこの世に生を受けた(受胎)段階

第2シリーズ(炭素シリーズ)は、受胎以降誕生までの母胎内の段階

第3シリーズ(ケイ素シリーズ)は、家庭に於ける子供のアイデンティティーの成長段階

第4シリーズ(鉄シリーズ)は、自分・家族の安全を確保するために社会で役務を果たす段階

第5シリーズ(銀シリーズ)は、通常の役務を越えた自分独自の仕事や表現をしようとする段階

第6シリーズ(金シリーズ)は、グループのリーダーとしての責任を果たそうとする段階
このように、とても構造的な意味づけがあります。

 

授業では、あまりお勉強モードにならないように、ゲーム的・遊び的に進めてみました。構造的・理屈的に学ぶと硬くなり、あまり面白くないからです。

「もしあなたが、元素のレメディを必要とするなら、周期律のどの段階にいますか?」
という投げかけを生徒さん一人ひとりにしてみました。

そうすると、皆さん、自然にご自分の(人生の)課題を述べ始めました。

一人ひとりが、どのシリーズのどのステージあたりに位置づけられるのかを確かめつつ、周期律の意味合いや、全体の構成を解説して行くことが出来ました。

楽しみながら同時に人生相談をしながら周期律と元素のレメディを学べたと思います。