今月の活動
2014年11月授業(3年生)
今月は、講師の授業や生徒さんの発表など様々な内容を授業の流れに沿って、進めて行きました。
全体としてダイナミックな授業になりました。
11月1日(土)
野村講師
10月の国際セミナーの復習から始めました。
土曜日の午後に前半、日曜日の午後に後半の復習をしました。
3年生にとっては今回のインドビデオセミナーは3回目になり、これまでの蓄積もあり、得るものが多かったようです。
ビデオケースで提案されたレメディも既習のものばかりで、レメディの見方にも新たな発見もあったようです。
荻野千恵美講師
次にレメディ学習の1つ目をしてみました。
1つ目のレメディ学習は、Cham.でした。
このレメディは、初心者でも知っているごく基本的なレメディですが、みなで本格的に学んでみると全く違うレメディ像が出て来ました。
マテリアメディカには記していないような身体症状イメージが出てびっくりしました。生徒さんにとっても講師にとっても勉強になりました。
荻野哲也講師
この日の後半はケース学習をしました。
最初に、皆さんのスーパーバイズ(ケース実習)の進捗状況を確認しましたが、ほとんどの生徒さんは、順調に進行していて、皆さん卒業資格が早く取れそうです。
講師が、かつて経験したペーパーケースを読み、許す限りの時間を使って、その人の「癒すべきところ」まで考えました。翌日までに、適切なRubrics(特徴的な症状)や候補レメディを考える宿題を出して、この日の授業を終えました。
11月2日(日)
荻野哲也講師
前日のケース学習の続きをしました。
宿題のRubricsや候補レメディをみなさんに述べてもらいました。
大半の生徒さんが、とても適切なRubricsをあげてきました。そして、講師が選んだものと同じレメディを提案してくれました。皆さん本当に素晴らしいです。
生徒発表1
引き続き、生徒さんから、最近話題にあがっているエボラ出血熱をホメオパシー的に考察した内容を発表してもらいました。すごい探求心です。まだ学んだことがない、あるレメディの症状像に近いことまで提案してくれました。
荻野千恵美講師
今月のオルガノン学習は、§172~184「一面的な病」についての単元です。
続いてレメディ学習の2つ目~2つ目のメディは、Cocc.です。
このレメディの原料は、インドでは魚の漁に利用されているものです。このレメディは、欧州など世界中でホメオパシーのセルフケア用に、乗り物酔いや時差ぼけや看病疲れからの不眠の際にしばしば利用されて来たものです。
生徒発表2
お昼前には、別の生徒さんから、ケース実習で悩んだ自分の体験をシェアをしてもらいました。最終的にレメディを1つに絞り込む際に、2つのレメディのうち、いずれを選ぶかで迷ったという内容です。同期の生徒さん達には、とても参考になったと思います。
荻野千恵美講師
午後からの3つ目のレメディ学習は、Bov.でした。これは菌類のレメディです。
菌類のレメディの特徴は、何か奇妙なものが自分に浸食してきて、壊されてしまうという感覚を持ちやすいものです。