今月の活動

2014年11月授業(1年生) 

11月22日(土)

はじめに

10月26日に愛知県東海市で開催した「秋のホメオパシー祭」の様子について、主催された1年生の生徒さんから、同級生のみなさんへご報告をして頂きました。色々たいへんだったけれど、充実していて不思議に疲れが残らなったようです。
野村講師

10月の国際セミナーの復習をしました。皆さんから質問が多く出て来ました。

人間の「7つのレベル」についてと、インドのホメオパシー実践時にケース分析で使われている「シナジー」などについて、個々に解説して行きました。
1年生には、ちょっと難しい内容でしたが、質問の内容を聞いてみるとよく頭に残っているようでした。

荻野千恵美講師

今月のレメディ学習は、Tub.Tarent.Calc-p.の3つですが、今日は、Tub.を学びました。

1つ目のレメディTub.は、国際セミナーのケースで選ばれたもので、ビデオケースの概要を振り返りながら、進めて行きました。Tub.は呼吸と窒息感との関係が深いのですが、新鮮な空気の漂う高山の清々しい空気感が脳裏に浮かぶ方がいました。
これにはちょっと驚きました。
荻野哲也講師

9月にご家族の健康相談をされた生徒さんのフォローを通じて、これまで学んだホメオパシーの基本について、おさらいしました。ヘリングの治癒の法則の観点から考えて、ご家族の経過はとても良好なことが分かりました。
また、できるだけレパートリー(症状からレメディを探す検索辞書)を引くことにに馴染んでもらおうと考えて進めました。これに馴染むことでホメオパシーは、ドンドン面白くなって行きます。
11月23日(日)
荻野哲也講師

授業前に、ごく身近な出来事~昨夜見た「夢」~についてレパートリーで引いて、頭の準備運動から、始めてみました。
荻野千恵美講師

2つ目のレメディ学習は、Tarent.です。
このレメディは、ホメオパシーの世界では、多動癖のある元気すぎるお子さんなどによく利用されてきたものです。活発で、ダンスや音楽が大好きで人を魅了するような一面を持っていますが、内面では、愛されることを強く求めている場合などに適しています。
やや古い映画ですが、『風とともに去りぬ』に、このレメディのエッセンスがたくさん見受けられます。原作者は、まるでホメオパシーのレメディ物語を書いているかと思えるほどです。

今月のオルガノン学習は、§9〜§12です。
この単元は、生命力(Vital Force)について、述べられたところです。
様々な実例と比喩を使って、ハーネマンが懇切丁寧に解説しているところです。

3つ目のレメディ学習は、Calc-p.です。
このレメディは、Tub.に比べると弱い感じのもので、弱さから来る不満足感が強い方にマッチしやすいレメディです。

今月の3つのレメディは、いずれも「変化への欲求」が強いという共通点があるものばかりをしてみました。ホメオパシー的にはこれらを「TBマヤズム」傾向が強いと考えます。