今月の活動

2014年12月授業(3年生)

12月6日(土)、7日(日)

荻野講師

今年最後の3年生の授業です。

今回授業見学の方がおられました。痛みの症状がある方でしたので、了解を頂いて生徒たちにケーステイキングさせて頂き、生徒たちみなで、この方に今必要と思われるレメディを考えました。オープンにお話して頂ける方だったおかげで、とても良いレメディを選ぶことができました。
今後もゲストをお招きして、みんなで考えて行くのは良いかも知れないと思いました。

 

荻野千恵美講師

今月のレメディ学習は、Arn. Hell. Bufo.の3つです。(写真はHell.=クリスマスローズ)
まずはArn.から始めました。
このレメディは、欧州では、昔から山小屋に常備されてい有名なハーブです。
日本でもホメオパシー初心者がよく知っている基本的なレメディですが、意外に色んな場面で利用出来るものだと理解出来たと思います。傷(怪我・手術)以来の心身全体の不調には、単純な怪我以外にもっと広く使える可能性があることが分かったと思います。

授業としては2日目になりましたが、次にHell.を学びました。クリスマスローズです。
とても敏感なことで有名なPuls.と同じ植物種のものですが、不思議なことにこのレメディの特徴は、感覚が鈍くなっている方にマッチするものです。

最後にBufo.を学びました。
とてもユニークな動物レメディで、発達障害のケースなどに適用例が多いものです。
このレメディと似ている植物レメディのHyos.との比較もしながら理解を深めました。

 

野村講師

土曜日の後半から日曜日の午前にかけてはケース学習をしました。
土曜日に全体(何が癒されるべきか?)をとらえるところまで進めた上で、翌日までにレメディのアイデアを考えて来てもらいました。日曜日には、全員に発表してもらいましたが、みなさん自分の考えをシッカリ述べられたことに驚きました。さすがに3年生だけのことはあります。

最適レメディが選べることは大切ですが、まずは、自分がケースをどのように理解してどのレメディを選んだのか・・・を順序立てて進めて行けることは素晴らしいことです。
ホメオパシー的な考え方という骨格ができていれば、卒業後スムーズに活動できます。
このケースは、みなさんにとってかなり難しいと思いましたが、全員の成長を確認できたことが一番うれしいことでした。

 

荻野千恵美講師

日曜日のお昼前にオルガノン学習~§85~203~をしました。ここは局所症状についての単元です。みなさん、本当によく理解出来ています。

とても、充実した2日間でした。3年生は、来春には卒業ですが、3月には、全員で卒業発表会をしようと、今から意気込んでいます。たくさんの在校生や卒業生にも聴講に来てもらう予定です。