お知らせ&更新情報

2015年3月卒業発表会及び補講(在校生)

3月21日(土)

5期生(3年生)は、2月に修了式を終えましたが、卒業の区切りとして卒業発表会をしたいとの要望がありました。在校生や興味・関心のある一般の方にも集まって頂き、丸1日かけて、一人ずつ3年間で学んだ成果を後輩たちにシェアしてもらいもらいました。
在校生以外の参加者にも集まって頂き、盛況でした。

自分がホメオパシーを通じて関わったご家族全員が、次第に健康になって行く姿を見て健康観について考え直したり、
とらえにくかったレメディ像をより明確にするためにレメディを特徴的なキャラクターとしてイメージ画を描いてみたり、
自分が適切なレメディを選べなかった不本位なケースを皆さんにシェアしながら、なぜ自分は間違えたのか?とその反省を通して皆さんと一緒に考える時間にしたり、
自分が3年間で学んだすべてを徹底してまとめ上げて、皆が利用出来る「ホメオパシー総合便覧」として製本印刷したり、
犯罪と自分の関係、そして犯罪者やその予備軍の考察と彼らに対するホメオパシーの可能性について情熱的に語ったり
・・・それぞれが個性豊かに表現されて、本当に素晴らしい内容でした。

学校講師として、みなさんの成長を見ながら、ふとある人の言葉を思い出しました。

「人を育てることは出来ない。人は自ら育つものだ。」
在校生のみなさんや、一般参加のみなさんも大いに感銘を受けていました。
来年度以降も、ぜひ続けて行きたいと思います。

 

3月22日(日)

例年通り、1年生・2年生の補講をしました。

 

荻野講師

「恐怖FEAR」という症状を切り口にして、レパートリーに慣れ親しみながら、主に1年次に学んだレメディの復習を順次して行きました。みなさん、よく勉強されておられるのがうかがわれました。

 

野村講師

「Ambr.~龍涎香(りゅうぜんこう)から作られる」のレメディ学習をしました。

実際に、龍涎香(りゅうぜんこう)風クリームの匂いをかぎながら「Ambr.」のレメディについて、感じてもらいました。Ambr.はマッコウクジラの排泄物から作られた著名なレメディです。
このレメディを必要とする人は、あまりにも繊細で敏感ゆえに、ひどい恥ずかしがり屋。特に音楽(音)に敏感で、時にまるで海のような涙があふれたりします。独特の風格も持ち合わせています。
通常、「Ambr.」は、2年生以降に学ぶレメディですが、1年生の授業でご家族の健康相談時に触れたことがあるレメディでしたので馴染みのあるものでした。

レメディ学習に続けて、参加されていた生徒さんが不調を訴えられていたので、急遽個別相談の時間にしました。急性症状のケースに向き合う際の注目点について復習しました。

 

荻野千恵美講師

「Mosch.~麝香(じゃこう)から作られる」のレメディ学習をしました。

最初に「香りって何でしょう?という問いかけから始め、みなさんの意見を聞きながら進めて行きました。思い出と繋がっているというような興味深い意見も出てきました。

また先に学んだお香レメディ「Ambr.」とも比較してみました。
同じ「お香レメディ」ですが、まったく違うレメディ像を持っています。
Ambr.は異常なほどの敏感さから来る気恥ずかしさが特徴ですが、Mosch.は、とても感情的で激しいものを持っていて、周りを巻き込んでゆくお騒がせレメディです。
在校生たちは、卒業生たちから良い刺激を受け、今年度を無事終了して新しいステージに向かう準備ができたと思います。
また、来春3月にも、今回同様、卒業発表会と補講を実施したいと思っています。