3つの基本理念

1.「”患者”の立場」で立ち上げる”場”

当校の最大の特徴は、患者が立ち上げた学校であることです。
僕は、元脳卒中患者であり、現在も重度障害者です。
その僕が、真に人に優しいセラピーとして「ホメオパシー」を提案します。
そして、ホメオパシーの中でも、1種類で、しかもたった2粒のレメディで、僕の不調和の状態からすっかり開放してくれた「クラシカルホメオパシー」の真髄をシェアしていきたいと思っています。
クラシカルホメオパシーとは?

2.「”原点”から学び、考えを深められる」”場”

日本でもホメオパシーの専門学校は数校あります。しかし、僕が知る限り、ホメオパシーの創始者S.ハーネマンの著したホメオパシーの出発点となる名著『オルガノン』をやさしく学べる学校はほとんどありません。また、ホメオパスへの道は決して平坦で楽なものではありません。
これは遠く険しい道でもあると思います。
欧州やインドのホメオパス達も10年・20年かけて、次第に真の専門家に成長して行きます。そういう仕事をして行く時、最も大切なこと・・それは学びの土台をしっかり堅固なものにしておくことでしょう。
その必須条件は創始者の原典から学ぶことだと思うのです。
CHKのすべての講義は常に『オルガノン』から始めたいと思います。ハーネマン以降、世界中で、数多くのホメオパスが出ていますが、その中で、最も治癒成績が良かった
という伝説的ホメオパス「リッペ」は、オルガノンを50年もの間、毎年2回熟読していたと言われています。

日本にホメオパシーが定着するには、恐らくまだ多くの時間を要するでしょう。
今、しないといけないことは、目先のことではなく、ホメオパシーを原点から始め、その基礎や土台に
なるようなものをしっかりと築き上げることではないでしょうか。

オルガノンとは?

3.「人間の内面への旅」を経験する”場”

ホメオパシーは、困っている不調や症状にアプローチするもの(部分的対処法)ではなく、
人間の心の深い部分を含む「その人全体」を見つめて行く心身全体にわたる健康療法です。
そのためには、セラピストは常に学ぶ過程で自分自身の内面とも向き合う必要があります。
そういうものを学ぶ時、”場”はとても大切な要素となるでしょう。昔から、僕は旅が好きですが、僕にとっての旅の目的とは「自己を見つめ直す経験」です。以前は海外にも出掛けましたが、心身全体の不調を抱えて以来、自己を見つめる必要を感じた時、
決まって行く場所があります。それは「京都」です。

この1200年以上続く古都が持つ力は、不思議なもので、本当に自己を見つめる手助けをしてくれるのです。
それで、僕はホメオパシーを学ぶ最適な『場』の中心地として、京都を選びました。